Language: Japanese
This pictorial book features ultra-realistic visuals that imagine what the world would be like if certain life forms had not gone extinct. What if that Paleozoic ostracoderm didn't perish? What if that carnivorous dinosaur of the Mesozoic era did not go extinct? What if Cenozoic mammals didn't advance into the ocean? Based on informed speculation that draws the opinions of experts in evolution, ecology, and palaeontology, this book is a scientific thought experiment.
Summary in Japanese:
アノ古生物、進化し続けるとどうなるの?
大人が楽しめる、超リアルなビジュアルブック!
今回は、地球生命史における「if(もしも)の進化」に迫ります。
古生物は、すでに絶滅しています。
しかし、もしも古生物が“何らかの理由で"絶滅を回避し、子孫を残したとしたら、いったいどのような姿へと進化を遂げるのでしょう?
古生代の、あの甲冑魚が滅びなかったとしたら。
中生代の、あの肉食恐竜が滅びなかったとしたら。
新生代の、あの哺乳類が海洋進出をしなかったとしたら。
この本では、そんな「ifの物語」を、超リアルなCG を駆使して展開してみました。
もっとも、いくら「if の世界」であるとはいえ、この本に登場する“if の古生物" は、完全な想像ではありません。
これまでの研究によって明らかになっている進化の系統、生態、他の古生物たちとの関係、周囲の環境などの情報をもとに、専門家とともに
「この系譜で進化してきた古生物が、もしも、このまま進化を遂げたら、こんな種が登場したのではないか」
と“科学的思考実験"を行っています。
「あの魚、このまま進むとこんなになっちゃうの? 」
「あの恐竜、こんな環境に進出しちゃうの? 」
「あの哺乳類、食べ物を変えてこんな姿になるの? 」
古生物たちの進化傾向と生存戦略を、直感的につかんでもらえます。
実在の古生物とifの古生物が交錯しながら展開する奇妙な世界。
古生物のもつ「思考実験を行う楽しさ」を感じてもらえる、マニアックな1冊です。